医療の原価を割り出すことで、経営の指針を示し、
お客様をより高い次元の病院経営へ導きます
経営分析が可能にすること
(収入 - 支出) × Mercury = "理由"
Mercuryであらゆる情報を集積して数値化
現状に対する認識を共通化
今後向かうべき方向を定める
セルフコンサルティングを実現

機能紹介

患者情報

診療行為別原価計算を実装

患者様の日々の診療行為を原価計算することにより精度の高い分析が可能

1つの診療行為における収入、支出、収支を確認でき、改善への具体的な検討がしやすくなります。

DPC別一覧集計表

DPC分析機能

診療行為や病名等からDPCコーディングを行い、より最適なDPCを確認

DPC症例別に出来高/包括の収入差異、収支を確認し、症例毎の分析を行うことができます。

クリニカルパス・シミュレーション

クリニカルパス支援ツール

実際の症例をベースに在院日数や診療行為の増減による収支シミュレーション

シミュレーション結果は経営面からみたパスとして出力することができます。

ネットワーク

どこでも分析が可能

クライアントはWEBブラウザ(IE)で動作するため、診療の現場で情報を参照することが可能

データベース

オープンなデータベース

データベースはCacheを採用し、診療行為別原価計算の高速処理を実現

データベース構造を公開。他のアプリケーションで二次利用が可能です。

FAQ

診療行為別原価計算とはどのような計算ですか?
患者様に実施された診療行為1つ1つに対する原価を算出する計算方法です。出力可能なデータの粒度や経費の種類により、直課、及び、配賦にて計算します。
部門別原価計算との違いは何ですか?
部門別原価計算では、診療科や部署別での収支を把握することが可能ですが、診療行為別原価計算では診療行為1件当たりの収支を把握することが可能です。
結果を積み上げることで、患者様1人当たりの収支や、DPC別の収支を確認、分析することが可能です。
また、クリニカルパスの収支シミュレーションにもご活用頂けます。
収支を院内に公表しても、現場の反発を受けるだけで改善活動に繋がらない。
経営分析は部門別の収支結果を出して終わりではありません。
問題のある診療科、問題のある患者様、問題のある診療行為を特定し、これをどのように改善するか現場に伝えることが大切です。
マーキュリーは診療行為単位の分析を行い、収支シミュレーション機能等により、診療行為現場への改善策ご提案までご活用頂けるシステムとなっております。
配賦ルールの設定に手間がかかるのではないですか?
導入サポートの過程において、弊社にて各種経費に対しての推奨配賦ルールの設定を行います。
お客様には、内容の確認、及び、計算結果に対しての微調整を行って頂くのみですので、大きな手間はかけません。
どのようなデータを使用しますか?
収入は医事システムから出力可能な厚労省提出用EFDファイルを基本として、外来自費分も含めた全ての医業収入を取り込みます。
支出については、財務会計、及び、人事給与データ(職員別、または、部署別)を取り込みます。
その他、物流システム等からの薬剤、材料の購入単価や使用実績データ取り込みも可能としており、病院様の部門システム導入状況やご予算に合わせた粒度での分析を可能とします。
システムに格納されているデータをExcel等で集計したい。
画面に表示される全ての結果について、Excelへのエクスポートが可能です。
また、ODBCでのデータ抽出サポートも行っておりますので、お客様のニーズに合わせたデータ出力を行います。

お客様からのお声

当院の様に、DPC病院として、医療の質と効率を向上していくためには、電子カルテシステムの導入に加えて、診療行為別の原価計算ができる経営分析システムの導入は、急務でした。
病院向けの経営分析システムは数多くありましたが、部門別や患者別による原価計算では活用範囲に限界があるため、DPC対策としては不充分でした。
その中で、Mercuryは、クリニカルパスの収支シミュレーションができ、赤字のパスを作らない取り組みも解決できるという点では、医師の裁量権を最大に評価したパス作成には威力を発揮しています。

診療行為別患者別原価計算が行えるシステムは、Mercuryをおいて他にはないと思います。他病院とベンチマークのできる他社システムも合わせて利用することで、患者別に分析することができるMercuryの威力を発揮できると思っています。 今後も開発を進めて頂き、当院が蓄積したデータを、地域の診療所と情報共有して、標準的な診療計画の策定や、医療の質の向上を図って行くシステムとなることを期待致します。
(M県 M病院 事務次長 T様)

お客様の利用例

当院では、経営健全化計画を、平成24年から作成しており、3年毎に収支シミュレーションを見直しています。そのシミュレーションを行うにあたり、Mercuryは、内部環境分析として当院の経営状況の把握に、収益性、安全性、機能性の3つの柱で、評価を行う指標算出に用いています。 また、当院の診療圏及び、患者様の構成についても分析するデータ作りには重宝しています。
更に、Mercuryはデータの取り込みから計算までは非常に早く、レセ締め後すぐに前月のデータを確認することができるので、毎月行われるDPCコーディング委員会の資料作成にも十分間に合い、直近の患者様のデータを医師に示すことができ、アウトライヤーの改善に役立てています。
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問い合わせ

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